少し前にアップルの生成AI機能「Apple Intelligence」が発表されて話題になりましたが、iPad OS 18.1でついに一部の機能が解禁されました。現在、日本で利用可能なのはアップル版消しゴムマジックともいうべき「クリーンアップ」機能です。これは写真の不要な部分をなぞれば消せるというもの。同じ機能はiPhoneでも使えますが、操作性は画面の大きいiPadの方が上ですので、iPadでの使い方を紹介していきます。
クリーンアップは日本語でもすぐに使える
Apple Intelligenceですが、現在はアメリカでのみ提供されています。そのため、日本での提供は来年春と言われていました。しかし、日本で使えないのは日本語に関する機能で、クリーンアップはiPad OS 18.1へアップデートするだけですぐに使えてしまいます。
この機能がリリースされたとき、英語環境にしないといけないといった情報が流れていましたが、クリーンアップに関しては日本語環境のまま使えるので、サクッと試してみましょう。
なお、使えるiPadは、Mシリーズのチップを搭載したiPad Pro/iPad Air、A17 Proを搭載した最新のiPad miniのみとなります。
クリーンアップで不要な部分を消す
クリーンアップの使い方は簡単。まさに消しゴムマジックのような感じです。
まず、写真アプリで対象の写真を開いたら、編集アイコンをタップします。
写真が開いたら、左側にある「クリーンアップ」をタップします。
あとは、不要な部分を囲めばOK。囲んだ中で不要と判断された部分が光り出し、その後消えます。
Apple Pencilなどのペンデバイスなら、サッと囲めばその部分のものを消してくれます。
iPadOS 18.1で使えるようになったApple Intelligenceの機能
アメリカでは、文章の要約・校正・リライトが行える「作文ツール」、より賢くなったSiriも使えるようになりました。ですが、先にも述べたように日本語が関わってくる機能なので、これらは日本語ではまだ使えません。
しかし、iPadの言語設定を英語にすれば、英語限定でこれらの機能をお試しできます。もし興味のある方は、次の設定を変更して試してみてください。
iPadを英語環境にする
設定アプリで「一般」→「言語と地域」をタップ。
言語と地域画面が表示されるので、「言語を追加」をタップ。
言語の一覧が表示されるので、「English」をタップ。
(「English」と書かれた項目は複数あるので注意)
言語の変更を確認するメッセージが表示されるので、「英語を使用」をタップ。iPadが再起動されて、英語環境になります。
次に「Apple Intelligence & Siri」→「Language」をタップ。
言語の一覧が表示されるので、「English(United States)」を選択し、「<」をタップ。
(「English」と書かれた項目は複数あるので注意)
言語の変更を確認するメッセージが表示されるので、「Change Language」をタップ。
Apple Intelligenceの画面に戻ると、上部にウェイティングリストに参加するメッセージが表示されているので、それをタップして参加します。しばらくすると、登録が完了して「Apple Intelligence」のスイッチが表示されるのでオンにします。
これで、作文ツールや賢くなったSiriが使えるようになりました。下の画像は作文ツールを使っているときの例です。
iPadを日本語環境へ戻す
ただし、iPadがすべて英語表記になってしまうので、普段使うにはかなり不便です。元に戻す場合は、同じ手順で日本語を選択して日本語環境に戻してください。
まず、設定アプリの「Apple Intelligence & Siri」→「Language」をタップして、「Japanese」を選択。
次に、「General」→「Language & Region」を開き、「日本語」の「≡」を上にドラッグして先頭にします。
言語の変更を確認するメッセージが表示されるので、「Continue」をタップ。iPadが再起動されて、日本語環境に戻ります。
クリーンアップ機能は結構優秀
今回はiPadで紹介しましたが、iOS 18.1にアップデートしたiPhone 15 Pro以降のモデル、macOS Sequoia 18.1へアップグレードしたMシリーズ搭載のMacでもクリーンアップ機能が使えます。使い方はすべて同じなので、使っている端末で試してみてください。
もちろん、複雑な箇所を消す場合はちょっと雑になったりしますが、多くの場合は案外的確に判定して消してくれるので、その優秀さに驚くと思いますよ。
なお、Apple Intelligenceの全体については、下の記事にまとめていますので、よかったらご覧ください。
楽天モバイルなら新しいiPhoneがお得に手に入るかも
最近発売されたiPhone 16シリーズは、カメラ性能も大幅にアップし、より使い勝手のよい端末になっています。さらに、アップルのAI機能「Apple Intelligence」への対応が予定されるなど、これからのスマホという感じで非常に魅力的。しかし、ちょっとお高く感じる人は結構多いのではないでしょうか。
もし、少しでもおトクに購入を考えているなら、楽天モバイルから申し込むのがおすすめ。
最新のiPhone 16シリーズなら最大17000ポイント還元されますし、iPhone 15 Proシリーズなら最大32000円もお得に購入できます。
(公式ストアではiPhone 15 Proの販売は終了しましたが、楽天モバイルはまだ購入できます!)
さらに、48回払いならiPhone本体代の最大半額分が支払い不要になるキャンペーンも展開中。これはかなりお得感が強いですよね。
楽天モバイルはこれ以外にもメリットは多くあり、例えば使っているだけで楽天ポイントがガンガン貯まっていくので、普段のお買い物がどんどんお得になっていきます。一時期、楽天経済圏は色々言われることもありましたが、最近は必死に盛り返してきている感が強く、正直に言って狙い目です。
このようにiPhoneの購入代金だけではなく、普段のお買い物を含めてトータルで見るとだいぶお得です。もし、楽天モバイルが気になる方は下記のリンクから詳細をご確認ください。
ここをクリックiPhoneやiPadをお試しで使ってみたいなら「モノカリ」がおすすめ
とはいえ、iPhoneもiPadもいいお値段のするものですから、買う前に試してみたいということがあるでしょう。そんなときは「モノカリ」がおすすめです。
「モノカリ」は、スマホやパソコン、カメラなどのレンタルサービスで、手軽な料金でiPhoneやiPadをお試しできます。ここでレンタルして、「よし!使えそうだ!」となったら購入を検討すると間違いが少ないでしょう。もちろん、一定期間だけ使いたいといった場面で使用するのもありです。
レンタルで試してみたいという方は、こちらから詳細をご確認ください。
コメント