【iPhone/iPad】外付けストレージをフォーマット(初期化)する方法【パソコン不要】

スポンサーリンク
iPhone
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
YouTubeチャンネルを開設しました!

📺 スマホ・PC・AI・ガジェット・ネットの「今さら聞けないけど知っておきたい」情報を、ポッドキャスト感覚でゆるっと解説します。通勤・通学のおともに最適ですので、ぜひチャンネル登録をお願いします!

iPhone や iPad を使っていて「困るなぁ」と思うのがストレージのフォーマット(初期化)。SSD や USB メモリ、SD カードなどをフォーマットしたい場合、パソコンで行わなければなりませんでした。しかし、iOS 18 以降なら、iPhone や iPad だけでフォーマットができるようになりました。これでパソコンは不要です。

スポンサーリンク

ファイルアプリからフォーマットが可能

外付けストレージをフォーマットしようとした場合、以前は iPhone や iPad ではできなかったため、パソコンでフォーマットしてから使わなければなりませんでした。しかし、iOS 18 ではついに外付けストレージのフォーマットに対応しました。

次の 3 種類のファイル形式でフォーマットが可能です。

  • APFS
    アップルが開発したファイルシステム。SSD に最適化されており、データの保存や読み書きが高速なのが特徴。アップル製品同士(iPhone / iPad / Mac など)だけでデータをやり取りするなら、一番おすすめのファイル形式。ただし、Windows や Android スマホでは使えないので、これらの製品とデータをやり取りする場合は選択しない方がよい。
  • exFAT
    互換性の高いファイルシステム。Windows や Android スマホでも使えるので、外付けストレージではよく使われている。写真バックアップアプリなど、一部のアプリは exFAT にしないと使えないことがあるので、迷ったらこれにしておけば間違いがない。
  • MS-DOS(FAT)
    初期のパソコンで使われていたファイルシステムで「FAT32」とも呼ばれる。古いパソコンとの互換性が必要な場合はこれを選ぶ。とはいえ、保存できるファイルは 1 ファイルにつき 4GB までという制限があり、今の時代だと実用的ではない。よって、基本的に選ぶことはない。

簡単にまとめると、アップル製品同士でしかやり取りしない外付けストレージなら「APFS」、それ以外の場合は「exFAT」を選ぶと覚えておけば大丈夫かと思います。なお、先にも書きましたが、一部のアプリは exFAT にしか対応していないケースがあるので、アプリで使う場合は注意しましょう。

外付けストレージを接続するのに必要なもの

一部の外付けストレージを接続するには、アクセサリが必要な場合があります。

USB-C 端子を搭載している iPhone や iPad

USB-C 端子を搭載している iPhone や iPad なら、USB-C 搭載の外付けストレージなら直接接続できます。もし、外付けストレージが USB-A 端子を搭載したものの場合、次のような変換アダプタが必要です。

Apple USB-C - USBアダプタ ​​​​​​​
USB-C - USBアダプタを使えば、USB-CまたはThunderbolt 3(USB-C)ポートを搭載したMacに、iOSデバイスや多くの標準的なUSBアクセサリをつなぐことができます。

Lightning 搭載の iPhone や iPad

Lightning 搭載の iPhone や iPad の場合、USB 接続するためのアクセサリが必要です。次のような製品を Lightning ポートに接続してから外付けストレージを接続します。

【Apple MFi認証】iPad iPhone互換品 iphone usb 変換アダプタ usb ライトニング 変換 高速双方向データ伝送 lightning usb 変換 データ/写真/ビデオ転送 急速充電 設定不要 ゲーム拡張スロット Uディスク/マウス/キーボードなど対応
このライトニング usb 変換アダプタは、写真やビデオの迅速な転送だけでなく、充電機能も同時に提供する能力を強調しています。アプリを必要とせずに多様なデバイスに接続可能です。マウス、キーボード、USBメモリなど追加のUSBデバイスの接続をサ...

SDカード

SD カードを接続する場合は、USB ポートに接続できる SD カードリーダーが別途必要です。

Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー【SDXC/SDHC/SD/MMC/RS-MMC/microSDXC/microSDHC/microSD/UHS-Iカード対応】
より多くの機能を:SDスロットとMicro SDスロットを搭載し手軽にファイルの同期や転送、共有ができます。 高速データ転送:フォトアルバムや動画、映画などを5Gbps以上のスピードで瞬時に転送することができます。 高い耐久性:高品質な素材...

なお、Lightning に接続できる SD カードリーダーもありますが、今後 Lightning 搭載の端末は出ないと思われるので、USB 端子の製品を選んでおいた方がいいと思います。

外付けストレージをフォーマットする方法

外付けストレージのフォーマットは、ファイルアプリで行います。

ストレージのデータは必ずバックアップする

フォーマットすると、ストレージ内に保存されているデータはすべて消去されます。フォーマットする前に、必ずデータをバックアップしてください。

まず、フォーマットする外付けストレージを iPhone や iPad に接続します。接続できたら、ファイルアプリを開き、「ブラウズ」→「ブラウズ」の順にタップします。

ブラウズ画面が表示されます。一覧の中にある外付けストレージの名前を長押しします。

メニューが表示されるので、「消去」をタップします。

「名前」にわかりやすい名前を入力し、「フォーマット」でファイル形式を選びます。選択できたら、「消去」をタップします。

APFS を選択した場合

「APFS」を選択した場合、オプションを設定できます。例えば、外付けストレージを開くためのパスワードを設定するには、「暗号化」をオンにしてパスワードを設定します。

確認のダイアログが表示されるので、「消去」をタップします。これで指定したファイル形式で外付けストレージがフォーマットされます。

まとめ:パソコンなしでストレージ管理が完結

「SSD を使おうとしたけど、容量がいっぱいで使えない!」みたいな場面に遭遇した場合、今まではパソコンがないとどうすることもできませんでした(こうしたケースは意外と多いものです)。しかし、iOS 18 で搭載された新機能により、こうしたトラブルに対処しやすくなります。

ファイルシステムについては、この手の話題が苦手な方は「なんだこれは?」となるかもしれませんが、とにかく問題を起こさずに色々な端末で使うなら「exFAT」、アップル製品でしか使わないなら「APFS」と覚えておけば大丈夫です。

しかし、ようやく iPhone や iPad でもストレージをフォーマットできるようになりました。これは長らく求められてきた機能なので、素直に喜ばしいです。必要になる場面は突然やってきますので、頭の片隅にでも入れておくと即座に対処できるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました