話題のNothing製スマートフォン「CMF Phone 2 Pro」が7月24日から販売開始されます。スタイリッシュなデザインと実用性を兼ね備えたモデルで、前世代モデルは一部で大きな話題になりました。
この「CMF Phone 2 Pro」が、楽天モバイルなら、他社からの乗り換えで最大16,000ポイント還元により実質31,900円という破格の価格設定。しかも四大キャリアでは楽天モバイルが唯一の取り扱いとなっています。
今回はこのCMF Phone 2 Proがどんな魅力を持った端末なのか、そして楽天モバイルでの購入がなぜお得なのかを詳しく見ていきましょう。
CMF Phone 2 Proってどんなスマホ?
CMF Phone 2 Proは、スタイリッシュなデザインと実用性を兼ね備えた5万円以下のミドルレンジスマートフォンです。Nothing製でありながら日本市場の要望にしっかりと応えた仕様となっており、おサイフケータイ対応や4カメラシステムなど、この価格帯では考えられないほど充実した機能を搭載しています。
Nothingのサブブランド「CMF」の第2弾モデル
CMF Phone 2 ProはNothingのサブブランド「CMF by Nothing」から登場したスマートフォンです。CMFは「Color(色)」「Material(素材)」「Finish(仕上げ)」の頭文字から名付けられており、デザインへのこだわりが製品名からも伝わってきますよね。
前モデルのCMF Phone 1は、ポップなカラーリングとコストパフォーマンスの良さでガジェット系YouTuberやレビューサイトで大きく取り上げられ、TwitterやRedditなどのSNSでも「この価格でこの品質は驚き」と話題になりました。ただし、日本市場向けの機能面では物足りない部分が少なくありませんでした。しかし今回のCMF Phone 2 Proは、そうした課題をしっかりとクリアしてきています。
クラフトマンシップを感じるデザイン

最も印象的なのは、やはりそのデザインです。ステンレススチール製のネジが背面にあしらわれ、アルミニウム製のカメラリングなど、工業製品としての美しさを追求した仕上がりになっています。
カラーバリエーションは3色展開で、それぞれ異なる質感を楽しめるのが特徴です。
- ブラック:フロストガラス調の仕上げ
- ホワイト:サンドストーン(砂岩)風の質感
- オレンジ:メタリックな仕上げ
どの色を選ぶかで印象がガラッと変わりそうですね。特にオレンジのメタリック仕上げは、他のスマホではなかなか見ない個性的なカラーです。
スペック面での大幅強化
前モデルから最も大きく変わったのが、性能面での大幅な底上げです。特にカメラ機能とプロセッサー性能は劇的に向上しており、この価格帯のスマートフォンとしてはかなり驚異的なレベルです。ここでは主要な強化ポイントを詳しく見ていきましょう。
カメラシステムが大幅パワーアップ

前モデルで弱点とされていたカメラ機能が大幅に強化されました。4カメラシステム(背面3カメラ+前面1カメラ)を搭載し、次のような構成になっています。
- メインカメラ:50MP、f/1.88、1/1.57インチセンサー(Samsung ISOCELL GN9)
- 望遠カメラ:50MP、光学2倍ズーム(デジタル最大20倍)
- 超広角カメラ:8MP
- インカメラ:16MP
特に注目なのは、独自の画像処理技術「TrueLens Engine 3.2」を搭載している点です。AIによる画像処理とマルチフレーム技術により、どんな場面でも精細で美しい写真が撮影できるとのこと。この価格帯でここまでのカメラ性能は正直驚きです。
ミドルレンジ上位の性能

プロセッサーにはMediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gを採用。Antutuベンチマークで約70万点を記録するとされており、この価格帯のミドルレンジとしては上位クラスの性能を誇ります。最大2.5GHzで動作する8コアCPUにより、日常使いからゲームまで快適に動作するはずです。
薄型軽量ボディの実現

驚くべきは本体の薄さと軽さ。厚さわずか7.8mm、重量185gとNothing史上最もスリムで軽量なスマートフォンとなっています。前モデルと比較して約5%薄くなっており、手に持った時の軽快感は相当なものでしょう。
高品質ディスプレイで視覚体験も向上

ディスプレイも大きく進化しています。6.77インチのフレキシブルAMOLED(有機EL)を採用。解像度はフルHD+(1080×2392ピクセル)で、HDR10+もサポート。10億色以上の色彩表現にも対応しています。
リフレッシュレートは最大120Hzの可変対応で、タッチサンプリングレートは通常480Hz(ゲームモード時1,000Hz)と、この価格帯では考えられないほど高性能なディスプレイを搭載しています。
特に驚くのは輝度の高さで、標準輝度が800ニト、屋外での使用時は1,300ニト、HDRコンテンツ表示時のピーク輝度は3,000ニトという圧倒的な明るさを実現。真夏の直射日光下でも画面がしっかりと見えるはずです。
AI機能にワンタッチでアクセスできる「Essential Key」

CMF Phone 2 Proには「Essential Key」という専用の物理ボタンが側面に配置されています。このボタンを押すと「Essential Space」という機能にアクセスでき、スクリーンショットやメモの作成、AI機能の呼び出しなどが瞬時に行えます。
特にChatGPTをはじめとするAI機能への素早いアクセスが可能で、システム全体でAI機能を活用できる設計になっているのが特徴。まさに現代のスマートフォンらしい機能です。
日本市場向けの充実機能
CMF Phone 2 Proが前モデルから大きく進歩したのは、日本のユーザーが求める機能への対応です。前作で惜しまれていたFeliCa非対応やeSIM未対応といった課題が解消され、日本で快適に使えるスマートフォンに生まれ変わっています。
ついにFeliCa(おサイフケータイ)対応
前モデルで惜しまれていたFeliCa非対応が、今回ついに解消されました。おサイフケータイに対応したことで、キャッシュレス決済が当たり前の日本では使い勝手が格段に向上します。
eSIM対応でより便利に
nanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しているのも嬉しいポイント。楽天モバイルをメイン回線にして、サブ回線をeSIMで運用するといった使い方も可能です。
主要キャリアのバンドにしっかり対応
国内4キャリアの主要バンドをサポートしており、楽天モバイル以外でも問題なく使用できます。プラチナバンドにも対応しているため、電波の繋がりやすさも安心ですね。
基本スペック一覧
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Nothing OS 3.2 (Android 15ベース) |
CPU | MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G |
RAM/ストレージ | 8GB/256GB |
外部メモリ | microSDXC(最大1TB) |
ディスプレイ | 6.77インチ FHD+ AMOLED、120Hz |
バッテリー | 5,000mAh、33W急速充電対応 |
サイズ/重量 | 164×78×7.8mm / 185g |
防水防塵 | IP54 |
生体認証 | 指紋・顔認証 |
その他 | おサイフケータイ、ハイレゾオーディオ |
楽天モバイルでの購入メリット
CMF Phone 2 Proを手に入れるなら、楽天モバイルでの購入が断然お得です。四大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の中では唯一の取り扱いということもあり、楽天モバイル独自の大幅なポイント還元キャンペーンが用意されています。ここでは具体的にどれだけお得になるのかを詳しく解説していきます。
最大16,000ポイント還元で実質31,900円
楽天モバイルでの販売価格は47,900円(税込)ですが、ここからがお得な部分です。
他社から乗り換えで「Rakuten最強プラン」を初めて申し込みの場合、最大16,000ポイントの楽天ポイントが還元されます。つまり実質的には31,900円で購入できる計算です。
この価格でこのスペックは、正直コストパフォーマンスが異常に高いと言えるでしょう。
四大キャリア唯一の取り扱い
2025年7月時点で、CMF Phone 2 Proを取り扱う国内キャリアは楽天モバイルのみ。SIMフリー版も販売されますが、キャリアでの手厚いサポートを受けながら購入できるのは楽天モバイルだけなんです。
予約・販売スケジュール
- 予約開始:7月22日(火)12:00〜
- 販売開始:7月24日(木)9:00〜
予約は楽天モバイル公式サイトと楽天市場店で受付中。購入は公式サイト、楽天モバイルショップ、楽天市場店で可能です。
なお、最大16,000ポイント還元を受けるためには、必ずキャンペーンページからのエントリーが必要です。単に端末を購入するだけでは割引は適用されませんので、購入前に必ずキャンペーンページでエントリー手続きを行ってください。
注意点とデメリット
完璧に見えるCMF Phone 2 Proですが、いくつか注意すべき点もあります。
防水性能はIP54まで
IP54の防滴・防塵対応となっており、完全防水ではありません。雨に濡れる程度なら問題ありませんが、水没には注意が必要ですね。軽量化とのトレードオフと考えるべきでしょう。
ワイヤレス充電非対応
Qi規格のワイヤレス充電には対応していません。有線での33W急速充電のみとなっているため、ワイヤレス充電を愛用している方は注意が必要です。
一部5Gバンド非対応
ドコモの5G 4.5GHz帯(n257)には非対応となっています。Sub6には対応しているため、5G通信自体は問題なく利用できますが、最高速度は若干制限される可能性があります。
まとめ:実質3万円台前半の驚異的コスパ
CMF Phone 2 Proは、前モデルの課題を見事にクリアしながら、デザイン性と実用性を両立させた魅力的なスマートフォンに仕上がっています。特に楽天モバイルでの実質31,900円という価格は、まさに破格を言えます。
4カメラシステム、FeliCa対応、薄型軽量ボディ、そして個性的なデザイン。これだけの要素が揃って3万円台前半で手に入るなんて、数年前では考えられませんでした。
楽天モバイルへの乗り換えを検討している方や、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンを探している方には、間違いなくおすすめできる一台と言えるでしょう。気になる方は、ぜひ楽天モバイルをチェックしてみてください。