【レビュー】急速充電器に必要な性能をすべて詰め込んだVOLTMEの「Revo 67 Lite」|USB-Cケーブルと一緒に使ってみた【PR】

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外出先でもMacやPCを使う機会は少なくありません。そんなときに純正のアダプターを持ち歩くのはハッキリ言って邪魔。そこで登場するのが小型の急速充電器です。今回、VOLTMEから登場した急速充電器「Revo 67 Lite」と同社のUSB-Cケーブルを使う機会をいただけたので、早速試してみました。

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歴史あるVOLTMEの新しい急速充電器

Amazonとかで充電器などのデバイスを検索すると「VOLTME」を見かけることは多々あると思います。それもそのはず、VOLTMEは割と歴史のある企業で、充電分野で20年以上の実績を持つ大手製造元です。それに、複数の有名なメーカーに製品をOEM提供しているので、知らないうちに使っている人も多いかもしれません。

そんなVOLTMEの小型急速充電器が「Revo 67 Lite」です。今回は一緒にナイロン編みの急速充電対応USB-Cケーブルと一緒にご提供いただいたので、早速使わせていただきました。

VOLTME 充電器 タイプC 急速充電器 67W 3ポート GaN III採用 超小型 折畳式プラグ USB-A×1 & USB-C×2 usb pd 充電器 PPS PD QC 急速充電規格対応 コンパクト MacBook iPad Pro iPhone Switch Galaxy Android各種 その他USB-C機器対応 PSE技術基準適合
PD 充電器 67W VOLTME 3ポート搭載 急速充電器 USB-A×1 & USB-C×2 GaN(窒化ガリウム)採用 折畳式プラグ 軽量 コンパクトusb c 充電器 PSE技術基準適合 MacBook PD対応 iPad Appl...
VOLTME USB C ケーブル L字 60W/3A PD3.0 急速充電 ナイロン編み タイプc ケーブル L型 LEDライト付き type-c ケーブル MacBook/iPad/iPhone 15/Galaxy S24/Pixel/Google/HP/Switch等type-cデバイス対応 ctoc ケーブル-1.2M
VOLTME USB C ケーブル L字 60W/3A PD3.0 急速充電 ナイロン編み タイプc ケーブル L型 LEDライト付き type-c ケーブル MacBook/iPad/iPhone 15/Galaxy S24/Pixel/...

とはいえ、いいところも悪いところも素直に語っていきたいと思います。

VOLTME Revo 67 Liteのスペック

まず、「VOLTME Revo 67 Lite」のスペックを紹介してから、実際に使ってみた体感を説明していきたいと思います。

対応する充電規格と出力

VOLTME Revo 67 Liteの出力ポートは、USB-Cが2口、USB-Aが1口です。
対応する充電規格は次の通り。

USB端子充電規格
USB Type-C 1PD3.0,PD2.0,PPS,QC4+,QC3.0,QC2.0,SFC2.0(45W),SFC(25W),SCP,FCP,AFC,BC1.2 DCP 5V1.5A
USB Type-C 2PD3.0,PD2.0,QC3.0,QC2.0,APPLE 5V2.4A,FCP,AFC,BC1.2 DCP 5V1.5A
USB Type-AQC3.0,QC2.0,APPLE 5V2.4A,FCP,SAMSUNG 5V2A,AFC,BC1.2 DCP 5V1.5A
Amazon商品ページより引用

次に出力は次の通り。

USB端子出力
USB Type-C 13.3-11V 5A (PPS) / 5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 3.35A (67W Max)
USB Type-C 25V 3A / 9V 2.22A / 12V 1.67A(20W Max)
USB Type-A5V 3A / 9V 2A / 12V 1.5A (18W Max)5V1.5A
Amazon商品ページより引用

表だとわかりづらいかもしれないので、下の画像も参考にどうぞ(Amazon商品ページより引用)。
最大出力は67Wですが、これは「USB Type-C 1」ポートだけを使った場合の値。
複数のポートを同時に使うと、出力は減ります。

そのため、急速充電を使う場合は「C1」ポート(1番上のポート)を使うのが必須ですね。複数のポートを同時に使う場合は、優先順位の高いデバイスを「C1」にすることを頭に入れておけば大丈夫です。

PSEマーク

急速充電器で最も重要だと思っているのが「安全性」。最近は粗悪な製品もあり、発火事故などがよく起きています。そのような製品を掴んで家を燃やしてしまったら目も当てられません。

そこで、必ずチェックしておきたいのがPSEマーク。
PSE(電気用品安全法)とは、日本で販売される電気製品が安全基準を満たしているかを確認するための法律のこと。PSEマークが付いた製品は、国が定める基準をクリアしており、安心して使用できることを示しています。急速充電器も例外ではなく、安全性を確保するためにPSEマークが必要なのです。

ちなみに、PSEマークには、「丸形」と「菱形」の2種類があり、それぞれ意味が異なります。

菱形PSEマーク
菱形のPSEマークは、特定の電気用品(指定された危険性の高い製品)に対して使われます。これらの製品は、政府が認定した第三者機関による検査を通過し、より厳しい安全基準を満たしていることが証明されています。具体的には、電気ストーブや洗濯機のような高電力の製品が該当します。

丸形PSEマーク
丸形のPSEマークは、一般的な電気用品に使用されます。これには、製造者や輸入業者が自主的に検査して製品が安全基準を満たしていることを確認したものが該当します。急速充電器などもこの丸形マークが付いていることが多いです。

ちょっと小難しい説明になりましたが、「菱形のほうがより安全」と考えてもらえればOK。
さて、VOLTME Revo 67 Liteを確認してみると、きちんと菱形のPSEマークが記載されていました。よって、この製品は安全であると言えるでしょう。

安全性

PSEマーク以外でもどのくらい安全性が担保されているかはチェックしておきたいところ。
多くの急速充電器は「シリコン」を採用していますが、VOLTME Revo 67 Liteの場合、GaN(窒化ガリウム)を採用しています(Amazon商品ページより引用)。

「シリコン」より「GaN」のほうが、次のような理由で効率的に電力を制御できるんですね。

発熱が少ない
GaNは電力をより効率的に変換するので、充電中の発熱が少ない特徴があります。そのため、過熱による事故や機器の故障リスクが低減され、安全に使用できるのです。

サイズが小型化されても安全性を保てる
GaNを使うと小型化できる一方、電力変換の効率が高いため、同じように熱を効果的に放散できます。これにより、コンパクトで持ち運びやすい急速充電器でも安全に動作します。

高効率で過負荷を防ぐ
GaN充電器は電力の損失を最小限に抑えるため、無駄な電力消費が少ないのが特徴。機器に必要以上の負荷をかけません。この効率の高さが過負荷や過電流を防ぎ、長時間の使用でも安全に動作します。さらに、デバイスのバッテリーにも優しいので、バッテリー寿命を延ばす効果もあります。

このように、「GaN」を採用した急速充電器は安全性が高いと言えるのです(ちょっとした豆知識なので覚えておくと自慢できます)。

サイズ

どれだけ安全でも大きかったら持ち運びが大変になってしまいます。
VOLTME Revo 67 Liteのサイズですが、Amazon商品ページによると、奥行き65.7 × 高さ38.9 × 幅32 mmとのこと(それぞれおよそ)。重さは約106グラムです。

まったく同じ仕様の製品は持っていないので純粋な比較はできませんが、今使っている急速充電器と比較しても小さいのは確か。

ちなみにAirPods Proのケースと比較してみるとこんな感じ。一回り大きいぐらいなので、持ち運びにはちょうどいいサイズ感ではないかと思います。

VOLTME USB C ケーブル L字 60W/3A PD3.0のスペック

次に一緒に提供して頂いたUSB-Cケーブル「VOLTME USB C ケーブル L字 60W/3A PD3.0」のスペック。これはいわゆる充電/データ転送専用のUSBケーブルで、主な特徴は次の通りです。

  • 最大60WのUSB PD3.0対応
  • 最大480Mbpsのデータ転送
  • 片方がインジケーター付きのL字コネクタ
  • PSE認証取得
  • 高耐久・長寿命

一般的な充電/データ転送用のUSBケーブルと同じようなスペックですが、特筆すべきは「L字型である」「インジケーターが付いている」「PSE認証取得している」「高耐久・長寿命」という点ですね。

このケーブルは、強靭で高耐久なナイロンが編み込まれているため、傷や折り曲げにも強いとのこと。また、アルミニウム合金シェルを採用しているので酸化しにくくい、一般的なUSBケーブルの4倍以上は持つそうです。

また、次のデバイスでは検証済みなので、安心して使えます(Amazon商品ページより引用)。

iPhone15シリーズ/Samsung Galaxyシリーズ/MacBook Pro/MacBook Air/iPad Pro/Chromebook/ Lenovo ThinkPad/ Switch/Wireless Earbuds/Over Ear Headphones/Bluetooth Speaker/Drone/Cameraなど色々なUSB-Cデバイスに対応

まぁ、でもUSBケーブルは細々とスペックを説明するよりも、実際の使い勝手を紹介した方がわかりやすいかと思いますね。ですので、早速使ってみた感想に進んでみたいと思います。

実際に使ってみた感じはどう?

VOLTME Revo 67 LiteとUSBケーブルを実際に使ってみた使用感をつらつらと。

VOLTME Revo 67 Liteは小さくて軽いので持ち歩きしやすい

まず、VOLTME Revo 67 Liteは小さくて軽いので、持ち運びしやすいという点です。
普段、充電器はポーチに入れて持ち歩くのですが、今使っているのは微妙に大きくてポーチの場所を広く占有してしまってました。

しかし、VOLTME Revo 67 Liteは小さいので、ポーチに余裕ができます。下の画像が実際の例ですが、今まではミラーレスカメラの充電器が1つのポーチに収まらなかったんですよね。

でも、VOLTME Revo 67 Liteにしたら、スッキリと1つのポーチで収納が可能に。これだけでも有り難い話です。

小さいのに高出力

スペックのところでも説明しましたが、C1ポートは最大67Wと高出力。複数のポートを使ってもトータルで60W出力になるので、充電時間はかなり短縮できます。実際にMacBook Air M1を充電してみましたが、30分程度で50%近い充電ができました。これは結構速いんじゃないんでしょうか。

L字型でスッキリ接続できる

USBケーブルはL字型コネクタを採用しているのは、かなり便利なポイントです。
普通のUSBケーブルを挿すとぴょんと飛びだして邪魔ですし、ケーブルの取り回しがややこしくなりがちです。それに引っかけてしまったりすることもありますし、スマートではありません。

しかし、L字型コネクタならぴょんと飛び出すことなくスッキリと接続できます。ケーブルを邪魔にならないように取り回せますし、引っかける事故の確率も減る。これはいいですね。

ケーブルはしっかりとしつつ柔らかい

このUSBケーブルは、丁寧に編み込まれたナイロン製で、見た目は少し太めです。しかし、その見た目に反してとてもしなやかなんです。通常、このくらいの太さのUSBケーブルだと、思った方向に曲がりにくく、すぐに意図しない方向に向いてしまいます。それに絡みやすい。

一方、このケーブルは全然違います。下の画像では、クルクルっと巻いて置いてみましたが、その形のままキープされています。普通のケーブルだと、硬さや癖があって、こうはいかないことが多いですよね。

普段、硬いケーブルばかり使っていたので、こういう部分をあまり気にしたことはありませんでしたが、実際に触ってみて「しなやか!」と思ってしまいました。この柔軟さのおかげで、ケーブルを取り回すときに苦労しません。

インジケーターで充電状態が確認できる

地味に便利なのはUSBケーブルにインジケーターが付いている点。
充電しているときはインジケーターが光るので、ひと目で充電中とわかります。

昔のMacBookのMagsafeがこんな感じでしたが、こういう細かい配慮はありがたいです。

(要注意)映像出力には非対応

注意した方がいいと思ったのは映像出力。このUSBケーブルは映像信号を伝送できる「Alternate Mode」に対応していないので、外部ディスプレイにつないでも映像は出力されません。

Amazon商品ページの商品ページには、小さく

 (ご注意:本製品はデータ転送及び充電にのみ対応し、映像出力には対応しておりません)

と書かれていますが、気付かない人のほうが多いと思います。
USB-Cケーブルは色々な種類があって、正直何がどれに使えるのかわからないと思うのです。
そのため、「データは伝送できるから映像も出力できるだろう」と考えてしまう人がいないとは限りません。

なので、この辺りは強めに注意喚起してほしいですね。

まとめ:性能は申し分なし。コスパが非常に高い充電器とケーブル

というわけで、小型急速充電器「Revo 67 Lite」とUSB-Cケーブル「VOLTME USB C ケーブル L字 60W/3A PD3.0」を実際に使ってみたレビューでした。

気になるお値段ですが、非常にコスパは高い製品。「Revo 67 Lite」の定価は6580円ですが、セールのときなどは半値近い価格になっていることもあります。セールでないときも30%オフのクーポンが配布されていたりするので、かなりお安く購入できます。ケーブルも似たような感じでセールになることが多く、同等品よりもコスパが高いと感じることが多々あります。

VOLTME 充電器 タイプC 急速充電器 67W 3ポート GaN III採用 超小型 折畳式プラグ USB-A×1 & USB-C×2 usb pd 充電器 PPS PD QC 急速充電規格対応 コンパクト MacBook iPad Pro iPhone Switch Galaxy Android各種 その他USB-C機器対応 PSE技術基準適合
PD 充電器 67W VOLTME 3ポート搭載 急速充電器 USB-A×1 & USB-C×2 GaN(窒化ガリウム)採用 折畳式プラグ 軽量 コンパクトusb c 充電器 PSE技術基準適合 MacBook PD対応 iPad Appl...
VOLTME USB C ケーブル L字 60W/3A PD3.0 急速充電 ナイロン編み タイプc ケーブル L型 LEDライト付き type-c ケーブル MacBook/iPad/iPhone 15/Galaxy S24/Pixel/Google/HP/Switch等type-cデバイス対応 ctoc ケーブル-1.2M
VOLTME USB C ケーブル L字 60W/3A PD3.0 急速充電 ナイロン編み タイプc ケーブル L型 LEDライト付き type-c ケーブル MacBook/iPad/iPhone 15/Galaxy S24/Pixel/...

安いからといって性能に手抜きがあるわけはなく、PSEを取得している安全性は担保された製品なので、安心して使えます。それになにより充電器はコンパクト、ケーブルは取り回しがしやすい、という基本をしっかり抑えているので、使い勝手は非常に良好。

VOLTME Revo 67 Liteは、高出力、コンパクトなサイズ、そして高い安全性という、急速充電器に求められる要素を詰め込んでいますね。さらに、L字型のUSB-Cケーブルとの組み合わせにより、使い勝手も抜群です。コスパの高さも魅力の一つで、ガジェット好きにはたまらない製品と言えるんじゃないでしょうか。注意すべき点は、映像伝送はできない点です。これだけは注意。

もし、急速充電器やUSBケーブルの購入を検討している人の参考になれば幸いです。

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