M5 Pro/M5 Maxチップを搭載した新型MacBook Proが、早ければ2月中にも登場するのではないか――しかも「2月10日(火)」という具体的な日付まで取り沙汰されています。
そこで、海外メディアの報道や在庫状況などから、噂の「確からしさ」を段階的に整理していきます。期待して良いのか、それとももう少し様子見すべきなのか。確認していきましょう。
何が起きているのか:M5 Pro/M5 Max MacBook Proの噂
まず、今回の噂の発端となっているのは、BloombergのMark Gurman氏をはじめとする複数の海外メディアによる報道です。彼らが伝えているのは、「M5 Pro/M5 Maxチップを搭載した次期MacBook Proが、2026年2〜3月のmacOS 26.3リリースサイクルに合わせて登場すると見込まれている」という内容ですね。
報道の表現としては「early 2026」「February–March timeframe」といった具合に、ある程度の幅を持たせた書き方が主流です。ただ、全体のトーンとしては「2月中の発表・発売が有力」という雰囲気で伝えられています。
さらに注目したいのは、一部の記事で「新型MacBook Proは各地の倉庫への出荷準備が進んでおり、いつでも投入できる状態に近い」とまで言及されている点です。これが事実なら、かなり発表が間近に迫っていると考えられますよね。
macOS 26.3との同時リリースという見方
新型MacBook Proの登場と切り離せないのが、macOS 26.3の正式リリースです。このOSアップデート自体は、すでにベータテストが進んでおり、2月中の公開が見込まれています。
複数の海外メディアは、「M5 Pro/M5 Max MacBook Proは、26.3の正式リリースと同じタイミングで解禁される」と予想しているんです。この「同時タイミング」というシナリオには、過去のAppleのやり方と照らし合わせても筋が通っています。
新モデルが特定のOSバージョンを必須、あるいは推奨仕様として出荷される場合、OSの公開タイミングとハードウェアの出荷タイミングを揃えるのは自然な流れ。実際、Appleはこれまでも、新製品発表と同じタイミングでOSアップデートを公開するケースをたびたび見せてきました。
つまり、「macOS 26.3が2月中にリリースされる」という前提が正しければ、新型MacBook Proもその前後に登場する可能性が高いというわけです。
2月10日説が浮上した背景
では、なぜ「2月10日(火)」という具体的な日付が候補として挙がっているのでしょうか。日本・海外の一部メディアやYouTubeチャンネルでは、この日にmacOS 26.3正式版と新型MacBook Proが同時リリースされるという観測が目立っています。
その根拠としてよく挙げられているのは、主に次の2点です。
まず1つ目は、Appleの慣例です。過去のmacOSアップデートやハードウェアのリリースを振り返ると、火曜日に発表・公開されるケースが圧倒的に多いんですよね。これは長年にわたって観察されてきたパターンで、Apple Watcherたちの間では「火曜日リリースの法則」として知られています。
2つ目は、直近の26.3ベータ配信スケジュールから逆算した「綺麗な並び」です。ベータ版の配信間隔を見ると、「〇日ベータ3 → 〇日RC(リリース候補版) → 2月10日正式版」という流れが火曜日に揃う計算になるとのこと。
つまり、「26.3リリースが2月中」「火曜日に出すことが多い」「その中で2月10日が一番パターンにハマる」という3つの要素から、2月10日が「本命候補日」として語られているわけです。ただし、あくまで「パターン読み」の域を出ていない点には注意が必要ですね。
在庫状況から見える「前兆」
噂を裏付けるかのように、実店舗・オンラインともに、現行のM4 Pro/M4 Max搭載MacBook Proの在庫が薄くなってきています。
具体的には、Apple公式サイトでの納期が1〜2か月先に延びているケースや、量販店で一部構成が「在庫なし」ではなく「販売休止中」と表示されているケースが相次いでいます。例えば、ヨドバシ・ドット・コムなどで同様の状況が確認されていますね。
この在庫状況については、大きく2つの可能性が指摘されています。
1つは、新モデル発表前の「いつもの在庫調整」です。Appleは新製品の発表が近づくと、旧モデルの生産を絞り込み、在庫を減らしていく傾向があります。これは過去のiPhoneやMacでも繰り返されてきたパターンですよね。
もう1つは、2026年のDRAM供給不安と価格高騰が指摘されており、半導体業界では現在、メモリの供給が逼迫しているという報道も出ています。これが現行モデルの供給にも影響を及ぼしている可能性があります。
おそらく、「新型前兆」と「メモリ不足」の両方が重なって、結果として非常に買いにくい状態になっているというのが実情でしょう。いずれにせよ、この在庫状況は「何かが起きている」ことを示唆していると見て良さそうです。
噂の「確実性」をどう評価するか
ここまでさまざまな情報を見てきましたが、一番大切なのは「この噂をどこまで信じて良いのか」という点。段階的に整理してみましょう。
かなり確度が高いといえる部分
まず、「2026年初頭、特に2月〜早春にM5 Pro/M5 Max搭載MacBook Proが出る」という大まかな方向性については、かなり信頼できると考えて良いでしょう。
Gurman氏を含む複数の有力メディアが同じ方向を指していますし、在庫・納期状況とも整合性が取れています。これだけ多くのソースが同じことを言っているのは、それなりの裏付けがあると見るのが妥当です。
また、「macOS 26.3の正式リリースと、新型MacBook Proの登場タイミングがかなり近い(あるいは同じ週)」という点も、高い確度で予想できます。複数の報道で「26.3のサイクルに合わせて登場」と明言されており、OS必須の新ハードという文脈からも自然な流れですからね。
そこそこ有力だが「観測」レベルな部分
一方で、「macOS 26.3と新型MacBook Proが同じ火曜日にリリースされる」というシナリオは、十分にあり得る話ではあるものの、確定情報ではありません。
確かに火曜日リリースの定番パターンには沿っていますし、過去の実績から見ても可能性は高いでしょう。ただ、具体的な日付の裏取りまでは出ていないんです。
同様に、「2月10日がその火曜日候補の中で最有力視されている」という点も、あくまでベータ配信の間隔や過去のリリース周期から逆算した「パターンとして一番綺麗な日」という意味での本命視です。ロジック上の候補日であって、確定情報ではないということですね。
まだ「決め打ちは危険」な部分
最も注意が必要なのは、「2月10日ちょうどに、macOS 26.3正式版とM5 Pro/M5 Max MacBook Proが同時リリースされる」と断言してしまうことです。
一次リーク筋であるGurman氏などは、「2〜3月の26.3サイクル」以上の具体的な日付は出していません。「February 10」と名指ししている信頼度の高いソースは、現時点では確認できていないんですよね。
つまり、2月10日という日付は、あくまで状況証拠やパターンから導き出された「有力候補の1つ」であって、公式発表や確実なリークに基づいたものではないということです。
まとめ
情報を整理すると、次のように言えそうです。
「M5 Pro/M5 Max搭載MacBook ProとmacOS 26.3が、2月中〜早春にほぼ同時期に登場する」というシナリオ自体は、かなり有力な見方。複数の信頼できるソースが同じ方向を指していますし、市場の在庫状況もそれを裏付けているからです。
その中でも、「2月10日(火)」は確かに有力候補の1つです。火曜日リリースの慣例や、ベータ配信スケジュールから見て、この日が最も「綺麗にハマる」タイミングであることは間違いありません。
ただし、「2月10日ちょうど」と断定できるだけの確実な材料は、まだ揃っていないのも事実です。実際にどうなるかは、直前のベータ配信状況やAppleの公式アナウンスを見守る必要がありますね。
新型MacBook Proの購入を検討している方は、2月10日前後を1つの目安としつつ、公式発表まではもう少し様子を見るのが賢明かもしれません。少なくとも、「2月中には何らかの動きがある」という前提で計画を立てておくと良いでしょう。

