【iPhone】X(旧Twitter)使用中に異常発熱!Grokをオフにして対策する方法

iPhone

X(旧Twitter)を使っていると、スマホが異常に熱くなるという現象が発生しているようです。もし、この症状が出たら、設定から「Grok」をオフにすると改善するかもしれません。

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「スマホが異常に熱くなる」という報告が相次ぐ

ここ数日、X(旧Twitter)を使っていると、「スマホが異常に熱くなる」「バッテリーの減りが速い」といった現象が起きている模様。実際、この症状に見舞われた人のポストが、Xのタイムラインで目立ってきています。

この症状ですが、どうも「Grok」というものが悪さをしている可能性があるとのこと。

ちなみに「Grok」とは、X社が開発した生成AIサービスのこと。カンタンに言うと、Xが作っているChatGPTみたいなものです。Xの有料プランに加入すると使えるサービスで、これを使ってXでポストしている人もいるかもしれません。

このGrokですが、Xアプリの最新版に新しく「Grok」という設定項目が追加されています。これがオンになっていると裏で入力データなどを学習するようになる様子。それが原因でスマホに負荷がかかり、「スマホが熱くなる」「バッテリーが減る」などの症状が起きているようです。

基本的にアプリは自動でアップデートされるので、いつのまにか最新版にアップデートされている可能性が高いです。なので、この問題が起きている人は、これから説明する手順で「Grok」をオフにしてみてください。

なお、この問題が起きているのはiPhoneの方が多いようですが、Androidで起きないとは限りません。Androidを使っている人も念のため設定を確認しておいたほうがいいでしょう。設定手順は、iPhoneとまったく同じです。

Grokによる学習をオフにする手順

Grokによる学習をオフにするには、Xアプリの左上にあるアカウントアイコンをタップ。

メニューが表示されるので、「設定とプライバシー」をタップ。
(「設定とプライバシー」が表示されていない場合は、「設定とサポート」の右側にある「∨」をタップすると表示されます)

設定画面が表示されるので、「プライバシーと安全」をタップ。

次の画面の下の方にある「Grok」をタップ。

Grokの設定画面が表示されるので、スイッチをオフにします。これでGrokによる学習がオフになりました。

キャッシュやSiriが原因の可能性も

Grokをオフにしても症状が改善されない場合、キャッシュが壊れていたり、iPhoneのSiriが裏で動作していて問題を起こしている可能性もあります。この場合は、キャッシュの削除やSiriの動作を停止すると改善するかもしれません。

これらの手順は、下の記事で紹介していますのでご確認ください。

「データを学習されたくない人」もオフにしておくのがオススメ

Grokが引き起こす症状は、恐らく不具合に近いものだと思います。よって、アプリが修正されれば設定をオフにしなくても症状は起きなくなるでしょう。

ただ、「Grok」という設定項目には、英語で「Grokとのやり取り、入力、結果だけでなく、投稿もトレーニングや微調整に使用できるようにします」ということが書かれているので、生成Aiを強化するために、Xに入力した内容を学習に使っている設定のようです。

そのため、発熱の問題に関わらず、入力したデータを学習に使われたくない人は、いずれにせよ設定をオフにしておいたほうがいいでしょう。

なお、この設定はアカウントごとに設定が保存されるようです。例えば、iPhoneとiPadでXアプリを使っている場合、iPhoneでこの設定をオフにした場合は、iPadでもオフになります。なので、複数台で使っている人は、1台で設定を変更しておけばOKです。

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