徐々に利用する人が増えてきているインスタ版X(Twitter)とも言うべき「Threads」ですが、初期設定のままだと、Threadsの投稿が連携しているInstagramやFacebookに転載されてしまう恐れがあります。もし転載させたくない人は、すぐに設定を見直しておきましょう。
またもや大きなお世話機能を搭載
今日の記事は、昨日の記事の続きみたいな内容です。
昨日の記事では、Instagramに投稿した写真がFacebookとThreadsに投稿されるのを防ぐというものでした。
実は似たような機能がThreadsにも搭載されていて、Threadsのプロフィールが公開になっている場合、Threadsに投稿した内容がInstagramやFacebookのタイムラインへ転載されるというもの。
Threadsの人曰く、
Threadsの最新コンテンツを多くの人々に見てもらいやすくするようFacebookやInstagramへ転載するようにしました!
ということらしいです。
しかし、昨日も書きましたが、ThreadsとFacebookやInstagramは性質の異なるSNSなので、つながっているユーザーもまったく一緒というわけではありません。そこで同じ投稿をするのは、時にはマズいことにもなりかねないのです。
例えば、Threadsではつながっていない相手のことを投稿したとしましょう。それがFacebookでつながっている相手のタイムラインにその投稿が流れてきたことを想像してください。内容がもしアレだったら、ヤバいことになりますよ。
つまり、こういう事故を引き起こすお節介な機能なんですよね。
厄介なのは、初期状態だとこの機能が有効になっていること。つまり、設定を変更しないと、Threadsに投稿したものがFacebookやInstagramでも表示されてしまうかもしれないのです。
ですので、この設定の存在を知らなかった人は、即座に見直した方がよいでしょう。
(もちろん、投稿されても問題ない人はそのままで大丈夫です)
転載されないように設定を変更する
設定の見直し自体は難しくありませんが、設定項目が少し奥に隠れているので見つけにくい場所にあります(これも厄介ポイント)。
まず、画面右下のプロフィールアイコンをタップ。プロフィール画面が表示されたら画面右上の二本線アイコンをタップします。
設定画面が表示されるので、「プライバシー設定」をタップ。
プライバシー設定画面が表示されるので、「他のアプリで投稿をおすすめする」をタップ。
表示された画面の「Instagram」と「Facebook」のスイッチをオフにする。
これでThreadsの投稿がInstagramやFacebookに転載されなくなります。
転載されたくない人はすぐに変更しよう
Threadsを提供しているMetaは、これまでにも似たような方法で宣伝してきた過去があるんですよね。例えば、FacebookのフィードにInstagramのリールを入れるといった感じです。
実はThreadsの利用者が伸び悩んでおり、FacebookやInstagramにThreadsの投稿を転載してテコ入れを図ったみたいな話もあります。気持ちはわからなくもないですが、普通に使いたいユーザーにとってはやめてくれ!って話です。
とりあえず回避する設定は用意されているので、変なトラブルに巻き込まれたくない人は、すぐに設定を見直しておいた方がいいでしょう。
コメント