Windows 11 2025年11月アップデート解説|KB5068861/KB5068865の変更点・サポート終了も注意!

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2025年11月12日、大規模なWindows 11アップデートが配信されました。新しいスタートメニューのデザインやバッテリー表示の改善など、見た目の変更だけでなく、重要なセキュリティ修正も含まれています。そこで、このアップデートの内容を詳しく解説していきます。

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今回のアップデート概要

2025年11月12日(日本時間)に配信されたこのアップデートは、Windows 11のバージョンによって異なる更新プログラムが提供されています。

お使いのWindows 11のバージョンに応じて、次の更新プログラムが配信されました。

  • Windows 11 25H2/24H2:KB5068861
  • Windows 11 23H2:KB5068865

今回のアップデートは「今年最大」と言われるだけあって、63件もの脆弱性に対処しているほか、ユーザーから報告されていた不具合も多数修正されています。ファイルサイズもWindows Update経由で約1GB、Microsoft Update Catalogから直接ダウンロードする場合は最大4GBと、かなりボリュームのある更新となっています。

バージョン別アップデート内容

Windows 11 25H2/24H2向け:KB5068861

このアップデートを適用すると、ビルド番号が以下のように更新されます。

  • 25H2:ビルド 26200.7171
  • 24H2:ビルド 26100.7171

今回のアップデートでは、いくつかの新機能が段階的に展開される予定です。すぐに全員に提供されるわけではありませんが、順次利用できるようになっていく予定です。

主な新機能としては、スタートメニューがカテゴリ別に整理されるデザインに変更されました。アプリがより見つけやすくなるよう工夫されています。

新しいスタートメニュー

また、タスクバーのバッテリーアイコンがカラフルになり、パーセンテージ表示も追加されたため、バッテリー残量が一目でわかるようになりました。

新しいバッテリーアイコンのイメージ(引用:Windows Latest

さらに、システム全体のパフォーマンスも向上しており、特にタスクバーの読み込みが高速化されています。日常的な操作がより快適になることが期待できます。

Windows 11 23H2向け:KB5068865

Windows 11 23H2のHome版およびPro版向けにリリースされた「KB5068865」は主にセキュリティアップデートと脆弱性の修正が中心の内容となっています。

なお、23H2は、このアップデートをもってサポートが終了します。つまり、今後セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるということなんです。ただし、Enterprise版とEducation版については、2026年11月10日まで引き続きサポートされます。

Home版やPro版をお使いの方は、セキュリティ面を考慮して、できるだけ早く24H2または25H2へアップグレードしたほうがいいでしょう。

主な修正内容:重大なバグが解消

今回のアップデートでは、ユーザーから多く報告されていた不具合がいくつも修正されました。主な修正内容をまとめます。

修正項目詳細
タスクマネージャー終了不具合ウィンドウの「×」で閉じてもプロセスが残り続け、システムパフォーマンスが低下する問題を修正
ゲーミングハンドヘルドバッテリーの異常消耗やゲームパッド入力の遅延が発生していた問題を解消
Storage Spacesストレージプールにアクセスできない、またはクラスター作成に失敗する不具合を修正
HTTP.sys パーサーIISで動作するWebサイトの読み込みが失敗する問題を解決
「更新して一度閉じる」オプションシャットダウンを選択しても再起動してしまう挙動を修正
PCゲームの表示不具合ムービーシーンが赤く表示される問題を解消
ファイルエクスプローラーオプションの「一般」タブが英語表記になっていた問題を修正

特にタスクマネージャーの不具合は、閉じたつもりでもバックグラウンドでプロセスが動き続けるという厄介な問題でした。これによってシステムリソースが無駄に消費されていたので、修正されたのは良かった点です。

ユーザー報告の不具合と回避策

アップデート適用後、新しいスタートメニューに関していくつかの不具合が報告されています。完全な修正版が提供されるまでの間、次の回避策を試してみてください。

不具合1:PC起動直後のスタートメニュー表示異常

PC起動後、初めてスタートメニューを開いたときだけ表示がおかしくなる場合があります。

回避策
PC起動後、すぐにスタートメニューを一度開いて閉じておくことで、その後は正常に動作するようになります。少し手間ですが、毎回起動時に習慣化すると良いでしょう。

不具合2:アプリのインストール/アンインストール後の反映遅延

アプリをインストールまたはアンインストールした直後、スタートメニューに反映されないことがあります。

回避策
PCを再起動するか、タスクマネージャーから「エクスプローラー」プロセスを再起動してください。エクスプローラーの再起動は、タスクマネージャーで「エクスプローラー」を選択し、右クリックメニューから「再起動」を選ぶだけで完了します。

セキュリティ面での対応:早期適用が推奨

今回のアップデートで対応された脆弱性は全部で63件にのぼります。その中でも、すでに悪用が確認されているゼロデイ脆弱性が1件含まれています。

特に重要なのが「Windows カーネル特権昇格脆弱性(CVE-2025-62215)」で、この脆弱性が悪用されると、攻撃者がシステム上で管理者権限を取得できてしまう可能性があります。実際に悪用された事例が確認されているため、できるだけ早くアップデートを適用したほうが良さそうです。

セキュリティアップデートは「いつか適用すればいい」というものではなく、特にゼロデイ脆弱性が含まれる場合は最優先で対応しなければなりません。

まとめ – 今すぐ適用を検討しよう

今回のWindows 11 11月アップデートは、新機能の追加だけでなく、重要なセキュリティ修正と不具合解消が含まれた大型アップデートです。

特に注意したいのは次の3点です。

まず、すでに悪用が確認されているゼロデイ脆弱性が含まれているため、セキュリティ面から早期の適用が強く推奨されます。インターネットに接続してPCを使用している限り、セキュリティリスクは常に存在しますからね。

次に、新しいスタートメニューなど一部の機能は段階的に展開されるため、アップデート直後に全員が新機能を使えるわけではありません。ですので、すぐに変わっていなくても不具合ではないので安心してください。

最も重要なのは、Windows 11 23H2のHome/Pro版ユーザーは、サポートが終了したため必ずバージョンアップグレードを実施する必要があるということです。

とはいっても、最近のWindows Updateは不具合(それも深刻な)が付きものなので、慎重になってしまうのは必然です。安定性を最優先する必要がある場合は、数日~1週間程度の様子見も選択肢の一つです。このような不安を抱かせないように、Microsoftにはしっかりしてもらいたいものです(無理かもしれませんが)。

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