Ankerのモバイルバッテリーを使っている人は要注意!リコール対象モデルと対応方法を徹底解説

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Ankerといえば、多くの方が愛用しているモバイルバッテリーの代表的なブランドです。そんなAnkerが2025年6月に大規模なリコールを発表して、多くのユーザーが不安を感じているのではないでしょうか。

アメリカでの大きなリコールニュースを見て「自分の使っているAnkerバッテリーは大丈夫?」と心配になった方も多いはず。そこで、このリコールの詳細と日本のユーザーへの影響について詳しく解説していきます。

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アメリカで発生したAnkerモバイルバッテリーの大規模リコール

2025年6月、Ankerはアメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)と共同でAnker PowerCore 10000(モデルA1263)」について、火災・爆発リスクがあるとして大規模なリコールを発表しました。Anker公式のリコール発表によると、なんと110万台以上が対象となる大きなリコールです。

アメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)の発表によると、すでに19件の火災や爆発が報告されており、2件の軽度火傷、6万ドル超の損害が発生しているとのこと。かなり深刻な事態と言えるでしょう。

対象となるのは2016年6月1日から2022年12月31日の間にアメリカ国内で販売された製品に限定されています。

なお、複数の国でも同モデルのリコールが実施されています。例えばシンガポールや欧州の一部地域(ドイツ、オランダなど)では、アメリカと同様のモデルに対してリコールが行われています。これは同一製造ロットが各国に出荷されていた可能性があるためです。

日本で使っているAnkerバッテリーは大丈夫?

結論から言うと、アメリカでリコール対象となったPowerCore 10000(モデルA1263)について、日本で販売された同モデルは回収対象外です。

これはAnker Japan公式サイトの製品ページで明言されています。具体的には、同ページの「ご注意」という部分に次のように記載されています。

2025年︎6月︎12日より米国で実施している本製品の回収につきまして、CPSC (アメリカ合衆国消費者製品安全委員会) からの発表の通り、米国内で販売された製品のみ回収対象となります。日本で販売された製品は回収の対象外です。

これは製造工程や品質管理の違いによるものとされています。つまり、同じモデル番号でも販売地域によって対象がわかれているということです。

ただし、ここで安心してはいけません。実は日本国内でも、アメリカのリコールとは別件で自主回収が進行中の製品があります。これは製造委託先による不適切な部材使用が発覚したためで、2024年9月から段階的に対象製品が拡大されています。

日本で回収対象となっているモバイルバッテリー

2025年6月現在、日本で回収・交換対象となっているAnkerモバイルバッテリーは次の4モデルです。

製品名型番対象期間・条件
Anker Power Bank(10000mAh, 22.5W)A12572025年6月26日までに販売された一部
(シリアルナンバーで判別)
Anker Power Bank(20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)A16472025年6月26日までに販売されたすべて
Anker MagGo Power Bank(10000mAh, 7.5W, Stand)A16522025年6月26日までに販売されたすべて
Anker 334 MagGo Battery(PowerCore 10000)A16422025年6月26日までに販売されたすべて

一部のカラーは対象外となる場合もありますが、基本的には上記期間に購入した製品は確認が必要です。

自分のバッテリーが対象かどうか調べる方法

Ankerバッテリーを使用している方は、自分のモバイルバッテリーが対象かどうかを次の手順で確認してみてください。

1. シリアルナンバーを確認する

まず、お手持ちのモバイルバッテリーの本体背面または側面を見てください。「SN:」の後にAから始まる16桁の番号が記載されています。これがシリアルナンバーです。

2. Anker公式の回収受付フォームで確認

Anker Japanの公式回収受付フォームにアクセスして、先ほど確認したシリアルナンバーを入力します。すると、その場で回収対象かどうかが判定されます。

3. 複数台持っている場合は個別に確認

モバイルバッテリーを複数台お持ちの場合は、それぞれ個別に確認する必要があります。同じモデルでも製造時期によって対象・対象外が分かれることがあるためです。

リコール対象だった場合の対応方法

確認の結果、お持ちの製品が回収対象だった場合は、次の対応を行ってください。

すぐに使用を中止する

まず最初に、すぐに使用を中止してください。 これは火災や発火のリスクがあるため、安全を最優先にする必要があります。

回収申請をする

その後、公式フォームで回収申請を行い、案内に従って製品を返送します。回収後は交換品の提供または返金対応が受けられるので、金銭的な負担はありません。

リコール品は必ず回収してもらう

重要な注意点として、リコール対象製品を勝手に廃棄してはいけません。 必ずAnkerの回収プログラムを利用して返送してください。万が一、何らかの理由でリチウムイオンバッテリー製品を処分する必要がある場合は、一般ゴミやリサイクルボックスには絶対に入れず、自治体の指定する回収方法に従ってください。

よくある疑問とその対処方法

ここからは、実際にリコール情報を見た人から寄せられることが多い疑問をまとめました。同じような疑問をお持ちの方は参考にしてみてください。

アメリカで買ったAnkerバッテリーは日本でも回収対象?

アメリカ国内で販売された製品が対象ですが、海外で購入した製品の場合はAnker公式サポートに直接問い合わせてください。販売地域による違いがあるため、リコール対象の可能性があります。

ふるさと納税の返礼品もリコール対象かどうか確認したほうがいいか?

返礼品として配られた一部モデルは対象になっています。例えば川崎市の返礼品「Anker 大容量モバイルバッテリー 10000mAh 川崎限定モデル」も回収対象に含まれています。返礼品だからといって安心せず、公式回収受付フォームで必ずシリアルナンバーで確認してください。

少し古いモデルだったら大丈夫か?

製造時期が古いからといって安全とは限りません。実際、今回のリコールでも数年前の製品が対象になっています。年式に関わらず、該当モデルをお持ちの場合は必ず確認してください。

まとめ:安全第一で必ず確認を

Ankerのモバイルバッテリーは確かに信頼性が高く、多くの人に愛用されている製品です。しかし、今回のようなリコールも発生しているのが現実です。

発火や火災といった重大な事故につながる可能性があるため、「自分のバッテリーは大丈夫だろう」という思い込みは危険です。

面倒に感じるかもしれませんが、まずは手持ちのAnkerモバイルバッテリーのシリアルナンバーを確認して、公式フォームで対象かどうかをチェックしてみてください。確認作業自体は数分で終わりますし、万が一の事故を防ぐためには必要な作業です。

該当する場合は速やかに回収手続きを行い、新しい製品への交換や返金を受けましょう。

なお、この記事は2025年7月1日現在の情報に基づいています。最新情報はAnker公式サイト等でご確認ください。


参考情報

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しげさん
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