Windows Updateで「KB5062553」のインストールに失敗する原因は?簡単に解決する方法を解説

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Windows 11 バージョン24H2に配信された累積更新プログラム「KB5062553」のインストールでエラーが発生する事例が多数起きているようです。そこで、その解決方法を「できるだけ簡単・安全」な流れで紹介します。

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KB5062553で追加される新機能について

まず、KB5062553は2025年7月のセキュリティアップデートとして配信された重要な更新プログラムです。この更新では、セキュリティ修正だけでなく、次のような便利な新機能も追加されています。主な新機能や改善点は次のとおりです。

タスクバーの改良
タスクバーのアイコンを小さく表示する機能が追加され、多くのアプリを開いてもタスクバーが整理しやすくなりました。「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」から設定できます。

ナレーター機能の強化
ナレーター使用時に画面を真っ黒にして周囲の人からプライベートな内容を隠せる「スクリーンカーテン」機能が追加されています。

ファイルエクスプローラーの高速化
.7zや.rarなどのアーカイブファイルの展開速度が10-15%向上し、大量のファイルを扱う際の作業効率が改善されました。

ゲーム関連の不具合修正
Alt+Tabでゲームから切り替えた際に発生していた画面同期の問題や、ゲームウィンドウのフリーズ問題が修正されています。

このように、KB5062553は単なるセキュリティ修正だけでなく、日常使いの利便性を向上させる機能が多数含まれているんですよね。そのため、できるだけ早めにインストールしたい更新プログラムではあります。

発生するエラーコードと原因

しかし、KB5062553を適用しようとすると、エラーコードが表示されてインストールできないトラブルが多発しています。

なお、よく表示される次のエラーコードはWindows Updateの一般的な失敗コードで、特に0x8007371bは更新パッケージの破損や依存関係の不足が原因で発生することが多いと報告されています。

  • 0x8007371b
  • 0x800f0991
  • 0x80071a2
  • 0x80070306
  • 0x80028017
  • インストールが途中で止まったり、ロールバックされる現象


今回の問題が発生する原因ですが、現時点では公式・専門サイトでも「明確な原因は判明していない」とされています。発生は一部の環境に限られており、エラーコードは出るものの、何が根本的な原因かは特定されていません。環境依存(PCの構成やシステム状態など)が影響している可能性が高いと考えられています。

トラブルシューティングを始める前に

ここで紹介するトラブルシューティングは、システム要件を満たした通常のWindows 11 PC(対応PC)を対象にしています。つまり、正規の手順でWindows 11をインストールしたPCであれば、ほとんどのケースで有効です。

ただし、Windows 11のシステム要件を満たしていないPC(非対応PC)の場合、ここで紹介するトラブルシューティングを実施すると、余計に症状が悪化する恐れがあるので行わないでください。また、後述する手動インストールについては「自己責任」で対応してください。

対応PCはWindows Updateのトラブル解決機能を使う

システム要件を満たした通常のWindows 11 PCを使っているなら、Windows 11に標準で備わっている修復機能で問題を解決できます。

非対応PCではこの方法を使わない

システム要件を満たしていないのにWindows 11を導入しているPC(非対応PC)でこの方法を使うと、Windows Updateの画面に「問題の修正」と表示されたままになってしまいます。これはシステム要件のチェックを満たしていないため、修復バージョンがインストールできずに起こる現象です。最悪そのままの状態になってしまうので、非対応PCを使っている人はこの方法は使わないでください。

まず、設定アプリを開き、「システム」→「 回復」をクリックします。

「Windows Update で問題を解決する」の中にある「今すぐ再インストール」をクリックします。

表示されたダイアログの「OK」をクリックします。

自動的にWindows Updateが再度試されます。この際、次の画面のように失敗することがあるので、この場合は「すべてのファイルを再試行する」をクリックします。

修復アップデートが終わると再起動を求められるので、「今すぐ再起動する」をクリックして再起動します。

これで作業は完了です。多くの事例で、この操作だけでKB5062553が正常にインストールされるようになっています。

非対応PCは上書き修復インストールを試す

対応PCで上記の方法で改善しない場合、または非対応PCにWindows 11を無理にインストールして使っている場合は、Microsoft公式のWindowsメディア作成ツールを使って、「上書き修復インストール」を行ってください。

バックアップは忘れずに

Windowsの再インストール作業のため、万が一に備えて作業前に必ずバックアップを行ってください。

Windowsのインストールメディアおよび作成ツールは、Microsoftのサイトからダウンロードができます。作成したインストールメディア内にある「setup.exe」を実行し、画面の指示に従って進めてください。

この方法でWindowsの上書きインストールを行うと、Windowsに関する設定(最初からインストールされているアプリ、各種設定、レジストリ、サービス、タスクスケジューラなど)が一部初期化されます。すでに設定を行っている方は十分にご注意ください。

なお、ウィザードの途中で表示される「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」にチェックをしておけば、個人用ファイル(保存したデータなど)やインストールしたアプリはそのまま保持できます。

どうしてもアップデートできないときは

最新のアップデートがどうしても適用できない場合は、メーカー・サポートサイトの案内も確認してみましょう。メーカー固有の問題である可能性もあります。

まとめ

KB5062553のインストール問題は、適切な手順で解決できることがほとんどです。簡単にまとめると次のとおりです。

  • 【通常のPC】 「回復」→「Windows Updateで問題を解決する」から試す
  • 【非対応PC】 本来サポート外なので自己責任で。「上書き修復インストール」が基本

焦らず、段階的に対処していけば必ず解決できます。どうしてもアップデートがうまくいかない場合は、お使いのメーカーのサポート情報をチェックしてみてください。

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しげさん
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